大学生の頃にボランティア活動で訪れたCamlidereの町。当時、地震で崩れてしまった建物が長い事修復されないまま放置されていた為、修復作業の手伝いとして派遣された。小学校に寝泊まりして、壁を塗ったり建物を修理したりと、滞在中はアンカラから少し北に車で移動した田舎の街を歩いて散策しながら過ごした。
ついこの間トルコ南部のKahramanmarasで起きた地震。トルコは地震の多い国。沢山の方々が被害に遭われ、お家を失った被災者の方々を思うと胸が痛む。今の自分に出来る事は限られているけれど、少しでも早く元の生活に戻る事を願う。
マダガスカルに住み始めて、首都から離れると町の様子はまるで大学生の頃に訪ねた
Camlidereの町を想わせる。赤土である事もその理由の一つだ。電気も通っていない、水を川に汲みに行く人々の姿を見ると、水も通っていない地域もある様だ。電気はスイッチを押すとつき、お水は水道をひねると透明の綺麗な水が出る、今までの自分にとって、当たり前の事が当たり前で無い場所は世の中にどの位あるのだろう。電気も水道も来ていないお家も綺麗に掃除されてお花を飾り、幸せそうなご家族が住んでいる様子が見えた。
なんでも手に入る環境で生きてきた事で、何か大切な事を見失なってはないかと自分の心に訊いてみる。
ここで感じる事は沢山ありそうだ。
一番印象的な事は、人々の笑顔が美しい事。。。
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